- 2008-07-12 (Sat) 8:41
- Book Reading
ちょっと前の英語で書いた中国語学習エントリに書きましたが、『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』 をしばらく前に読みました。これまで僕は正直に言うと、higepon さんの書くように
- 自分には自分のスタイルがありそれがベストだ。
- 自己啓発本に影響されて突然目を輝かせて、明るい未来を夢見る人はとても単純。洗脳されているのではないか?。自分はそうなりたくない。
- そういう本に頼ること自体が弱さだ。格好悪い。
という風に思ってました。特に3つめ。でも彼の“勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践”を読んで、これは面白そうだ、と思ったのがきっかけです。何をして、『こりゃ参った』なんて云わせるのかな、って。
なんというか、まだうまく云えないけれど、すごくいい経験でした。細かい言葉遣い(例えばフレームワークとか)に最初はすこし引っかかりましたが、それはもしかしたら自分が新しいコトに対して閉じている(た)証拠なのかも知れません。僕は学部で言語学をだいぶやったのですが、そこでは言語にはかならず曖昧さが存在する、ということが教えられます。なぜかというとそうすることで、1) 新しい物事が社会に発生したとき、2) 違う文化と巡り会ったとき、などにそれらを受け入れるやすくなるから、という風に考えられています。
日本語でなんというのかしらん?僕は広告系の IT 制作で、Graphics を半分専門にやっているので(か ?)、視覚力とかはほとんど付箋が無かったけれど、1) 柔らかい考え方として水平思考力、2) social 力と僕は読んだ偶然力、3) 知的体力という精神的なタフネス、が僕には欠けているように思います。生活のすべての瞬間を考え抜く、というのはすごくタフなことだけれど、でもその通りだと思う。
僕は高校生の頃、駿台予備校に通っていて、霜栄(しも さかえ)という国語を教えている先生がいました。国語というより、creative writing というような先生で、彼の『生と自己とスタイルと』を大学は入り立ての鬱憤としてた頃、よく読んでました。ある時、直接話す機会があって、僕は表現ってなんですか?って聞きました。彼は「自分の生活、それ自体が表現。その高みにまだまだ達していないから本を書いたりするんだ。」というように答えて、すごく印象に残っています。もしかしたら同じことかもしれない。
読了以来、すごく前向きになった自分を実感するし、これまでよりもさらに本をたくさん読むようになりました(2週間でもう2冊読み、まだ積読状態の本が山ほど…)。僕はアメリカでも、New York という(外国文化として)日本文化に恵まれた地域にいるので、値段はやや張りますが、日本語で書かれた本は手に入れやすいです。お金の問題はまぁ投資だと思うことにしたこと、あと友人と読書クラブと称して共同購入することにして、様子をみています。
続けられることがやっぱり大事だ、ということで、これからもっと blog に書いていけたらな、と思ってます。
以下、気になって付箋を貼ったところをメモしていきます。
- ビジネス思考力を定義する
- 戦略を考えるときの 3C (Company, Competitor, Customer)、4P (Price, Product, Place, Proomotion)
ふだんから、いかに、知識 → 理解 → 応用 → 分析 → 統合 → 評価 の6つのサイクルを回し続けているかどうか - フレームワークとは、現実を観察する方法を構成する過程、概念、価値、慣行の集まり
- 戦略を考えるときの 3C (Company, Competitor, Customer)、4P (Price, Product, Place, Proomotion)
- ビジネス思考力の基礎となる 7 + 1 の力
- 「いつもいろいろな情報をフレームワークに当てはめて、理解してみるんだよ。でもね、だんだんとフレームワークに入りきらない情報が出てくる。そういったフレームワークからはみ出た情報を意識して集めてみると、自分のわかっていることの歯院外のことでこういうことが起きているのだ、ということがわかるんだ。そして、そのはみ出た情報を再整理すると、新しいフレームワークになるんだよ。」
- 論理思考力
- 基本となる3つのテクニック(MCME, ピラミッド・ストラクチャー、仮説思考)
- 身につけるための4つの実践方法(日常業務で使う、論理パズルを解く、なぜ5回考える、観察から仮説を常にたて続ける)
- 水平思考力
- 基本となる3つのテクニック(前提を疑う、見方を変える、組み合わせてみる)
- 身につけるための4つの実践方法(アイデアの量を増やす、アイデアを試してみる、失敗から学んで修正する、チームを活用する)
- 既存のもので一見関係なさそうなものを組み合わせて、新しい考え方をつくる。
- SCAMPER (Substitute, Combine, Adapt, Modify, Put, Eliminate, Reorder)
- 失敗について
- よい失敗: 未知の状況の中で、限られた情報から、見込める最大リスクの範囲内で、ベストの判断だと思って行ってみたけれども、結果的に失敗になったもの
- 悪い失敗 1: 一度行ったことがある種類の失敗を、自分の能力を過信したり、過去の失敗を否定したりして、単純に繰り返すもの
- 悪い失敗 2: 初めての失敗であるが、自分の能力を過信し、シッパしたら取り返しのつかない結果を招くにもかかわらず、無謀なチャレンジをしてしまうもの
- 悪い失敗 3: 失敗を恐れて何もしないうちに、結果として現状が悪くなってしまって、何もしないことが失敗になってしまうもの
- 情報交換する相手を選べ:
- 要件 1: 需要者の視点。考えているサービス、プロダクト、手続きなどの利用者または利用候補であること。
- 要件 2: 供給者の視点。考えているサービス、プロダクト、手続きなどについて、何らかの形で関与する専門知識を持っていること。
- 視覚化力(特に付箋部なし)
- 数字力
- 人に説明するときに、数字をどれだけ正確に使えるか、相手がイメージしやすいように使えるか
- 言語力
- 基本となる3つのテクニック(多くの知識・説明を知る、言葉に落とす習慣を付ける、比喩を意識する)
- 身につけるための4つの実践方法(読書、話す時間・書く時間の質量を高める、辞書を引き検索する癖を付ける、ブログで訓練する)
- 知的体力
- 知的体力(=多重知性理論)とは
- 言語的知性 Linguistic Intelligence
- 論理・数学的知性 Logical-mathematical Intelligence
- 音楽的知性 Musical Intelligence
- 空間的知性 Spatial Intelligence
- 身体運動感覚的知性 Bodily-Kinesthetic Intelligence
- 対人的知性 Interpersonal Intelligence
- 内省的知性 Intra-personal Intelligence
- 博物学的知性 Naturalist Intelligence
- 3つのテクニック(身体と頭の関係を理解する、健全な精神が健全な発想を生む、食べ物と知力の関係を理解する)
- 4つの実践方法(ブレインジム体操を行う、聴力・触覚・味覚・嗅覚を鍛える、3毒を追放する、身体にいいものを中心に生活する)
- 健全な精神: いいなと思えることを知ったら、とりあえずやってみよう、取り入れてみよう、考えてみようとするくる返しの中で、人は進化していく
- 3毒(妬む、怒る、愚痴る)を追放
- 知的体力(=多重知性理論)とは
- 偶然力
- 予期せぬ出来事はどうしても起こるものだから、それを避けるのではなく、起きたことを常に最大限活用しよう
- 好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、リスクテイキング
- 偶然のチャンスを生かす、つながりを見つける、無理に格好を付けない
- 良いチャンクを集める、魅力的な人々に会う、常に周りをポジティヴな視点で見る
- チャンスというのは、ある意味、無数にあります。その無数のチャンスの中で、それに気づける人と気づけない人がいるだけです。
- 偶然のチャンスというのは、十分に準備したなかで初めて出てきて、そこで偶然に、「ああこういうことなのか」と答えが向こうからやってくる
- 失敗、批判を素直に吸収して、無理に格好をつけない
- 偶然力とは、偶然のチャンスを見逃さず、新しいことへつなげていく力
- 新しいことは無いか、わくわくすることはないか、ドキドキすることはないかという期待に心を躍らせながら、周りを見続ける、観察し続ける。観察するときに、無理にギョロギョロ見るというより、フワーッと力を抜きながら、体操をしたあとような、リラックスした気分でみることが大事
- 「常に周りをポジティヴな視点で見る」には、「とりあえず、試してみる、まずは信じてみる、まずは考えてみる。いったんは、あるがままにその状況を受け入れて、それを偶発力としていかしていく。」
- 信頼から始める
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